ワタナベマキさんの偏愛食材レシピ
新しい美味しさに出会える"長いものクミンロースト"

新しい美味しさに出会える"長いものクミンロースト"

プチプチと弾けるクミンの香りがたまらない、白ワインにぴったりのつまみです。チーズを山盛りふりかけるのも美味しさのヒミツ。料理研究家のワタナベマキさんに大好きな食材とそれを使ったレシピを教えてもらいました。

“長いものクミンロースト”のつくり方

材料材料 (2~3人分)

長いも300g
クミンシード小さじ2
にんにく1片分(つぶす)
パルメザンチーズ大さじ3
オリーブオイル小さじ2
バター10g
小さじ1/3

1下ごしらえ

長いもはひげ根を焼いて除き、厚さ5cmに切り、断面に格子状に切り目を入れる(皮はむかない)。

2クミンを炒める

フライパンにオリーブオイル、にんにく、バター、クミンシードを入れて弱火にかけ、クミンの香りがするまで炒める。

3長いもを焼く

②に①を加え、ときどき返しながら表面にしっかりと焼き目をつけ、塩をふる。

4仕上げ

器に③を盛り、パルメザンチーズをのせる。

完成

教える人

ワタナベマキ 料理研究家

ワタナベマキ 料理研究家

料理研究家。食材や調味料の組み合わせのセンスが抜群で、つくりやすいレシピが人気。自身の食のブランド「wa&_(ワンダー)」で、新しい発想の調味料も提案している。

この記事は『四季dancyu2023 秋』に掲載したものです。

四季dancyu2023秋
四季dancyu2023秋
A4変型判(120頁)
2023年9月13日発売/1,200円(税込)

文:佐々木香織 写真:安彦幸枝

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。