オカズデザインのお手軽レシピ
手づくりの香味油が決め手の"半熟卵丼"

手づくりの香味油が決め手の"半熟卵丼"

自家製の花山椒オイルと醤油をちょろっとかけて混ぜながらハフハフと食べれば、お腹も心も満たされて大満足!料理ユニットのオカズデザインに手軽でもちゃんとおいしく仕上がるレシピを教えてもらいました。

“半熟卵丼”のつくり方

あまりにも簡単なこのレシピの頑張りどころはなんといっても半熟卵のゆで方です。集中して卵をゆでたら、あとはみょうがを刻むだけ。

材料材料 (1人分)

1個
ご飯茶碗1膳分
みょうが1/4個
花椒オイル適量
醤油少々
★ 花椒オイル
・ 花椒17g
・ 玉ねぎ400g
・ 植物油300ml

1花椒オイルをつくる

鍋に粒の花椒と薄切りにした玉ねぎと植物油を入れて中火にかける。玉ねぎがきつね色になってきたら火を止め、熱いうちに漉す(ガラはご飯や麺、サラダにのせると美味)。冷めたら保存瓶に入れ、冷蔵庫で保存する。

2卵をゆでる

小鍋に卵がかぶるくらいの量の水を入れ、強火にかける。

3冷ます

沸騰したら冷蔵庫から出したての卵をお玉などでそっと入れ、中火で6分ゆでる。火を消して1分置いてから、流水をかけながら冷ます。しっかりと冷めたら水の中で殻をむき、水気をキッチンペーパーで拭き取る。

4みょうがをカットする

みょうがをせん切りにし、水に1分ほどさらしてからザルにあげ、水気をキッチンペーパーで拭き取る。酢、塩、砂糖各少々(分量外)で軽く調味する。

5仕上げ

温かいご飯に花椒オイルのガラと④をのせ、卵をそっとのせる。箸で卵を割り、醤油と花椒オイルを数滴落とす。混ぜながらいただく。

完成

教える人

オカズデザイン(吉岡秀治・吉岡知子)

オカズデザイン

吉岡秀治・吉岡知子による料理ユニット。東京と岡山・蒜山旧中和村の二つの場所を拠点としながら書籍や広告のレシピ制作をはじめ、映画やドラマの料理監修などを手がけている。器と料理の店「カモシカ」を不定期でオープン。『NHK連続テレビ小説 ちむどんどんレシピブック』など著書多数。

この記事は四季dancyu 2023 夏に掲載したものです。

四季dancyu2023夏
四季dancyu2023夏
A4変型判(120頁)
2023年6月12日発売/1200円(税込)

文:藤井志織 写真:宮濱祐美子

藤井 志織

藤井 志織 (編集・ライター)

フリーランスで、主に雑誌や書籍、WEB、企業の販促物などで編集や取材、執筆を行うほか、イベントの企画やディレクションを行うことも。担当した書籍に、草場妙子著『TODAY’S MAKE BOOK 今日のメイクは?』、石井佳苗著『DAILY LIFE』、重信初江著『昔ながらのおかず』、オカズデザイン著『マリネ』、nestRobe著『SLOW MADEな服づくり』、小堀紀代美著『LIKE LIKE KITCHENの旅する味』、ウー・ウェン著『100gで作る北京小麦粉料理』などがある。