きじまりゅうたさんの偏愛食材レシピ
程よい旨味と塩気が米を際立たせる"そぼろおにぎり"

程よい旨味と塩気が米を際立たせる"そぼろおにぎり"

生姜の効いた鶏挽き肉はご飯の甘味を際立たせてくれます。お昼のお弁当としても最適!料理研究家のきじまりゅうたさんに大好きな食材とそれを使ったレシピを教えてもらいました。

“そぼろおにぎり”のつくり方

弁当はもちろんだけど、献立に「肉っ気」が足りないとき、そぼろがあると大助かりなんだよね。
醤油味のほかにも柚子胡椒味、塩味、カレー味とアレンジも簡単にできる。

材料材料 (つくりやすい分量)

★ 万能鶏そぼろ
・ 鶏もも挽き肉250g
・ 生姜1片
A
 ├ 醤油大さじ2
 ├ 水大さじ2
 └ 砂糖大さじ1
★ そぼろおにぎり
・ ご飯茶碗2膳分
・ 万能鶏そぼろ大さじ3

1生姜をカットする

生姜は幅3mmの細切りにする。

2煮る

小鍋に挽き肉とAを入れて菜箸で練り混ぜる。肉がほぐれたら生姜を加えて中火にかけ、箸でときどき混ぜながら煮る。

3鶏そぼろの仕上げ

挽き肉がパラパラになったら、煮汁が少なくなるまでさらに2分ほど煮る。冷蔵室で5日間保存可能。

鶏そぼろの仕上げ

4ご飯と混ぜる

ご飯にそぼろを混ぜる。

5握る

④を4等分にしておにぎりをつくる。

完成

教える人

きじまりゅうた

きじまりゅうた 料理研究家

祖母は村上昭子、母は杵島直美。多彩な家庭料理を肌で学びながら育つ。アパレルメーカー勤務を経て料理の道に。同世代のリアルな目線でつくるアイデアメニューが持ち味。趣味はサーフィンと音楽鑑賞。著書は『材料2つだけ! きじま流極旨レシピ』(ワン・パブリッシング)、『まいにち絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)など多数。

この記事は『四季dancyu 2023 夏』に掲載したものです。

四季dancyu 2023 夏
四季dancyu 2023 夏

文:佐々木香織 写真:安彦幸枝

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。