アジア食材店を見つけたらココナッツロング(ココナッツの果肉を細長く削り乾燥させたもの)をぜひ買ってみてください。ナンプラーやカレー粉との相性抜群で、ふわりと甘さが漂います。体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。
鶏もも肉 | 1/2枚(180g) |
---|---|
ししとう | 8本 |
にんにく | 1片 |
ココナッツロング | 大さじ1 |
ナンプラー | 小さじ1と1/2 |
甘酒 | 小さじ2 |
カレー粉 | 小さじ1 |
米油 | 大さじ1 |
鶏肉を食べやすい大きさに切り、ししとうはヘタを切り落とし皮目に切り込みを入れておく。にんにくは粗みじんにする。
フライパンににんにくと油を入れてから中火にかけ、香りが立ったら鶏肉を皮目を下にして並べる。
鶏肉の皮がきつね色になるまで焼けたら、ひっくり返して、ししとうを加える。
ナンプラーと甘酒を加えてざっくりと混ぜたらカレー粉を加え、最後にココナッツロングを加えて混ぜる。
会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。
この記事は『四季dancyu 2023夏』に掲載したものです。
文:柿本礼子 写真:山田薫