シロップをゼラチンで固めてゼリーに、果肉はミキサーでソースにします。みかんの缶詰を余すところなくフルに活用したアイデアゼリーは、上品な味わいの極上スイーツです。フルーツ缶でつくるスイーツをお菓子研究家の本間節子さんに教えてもらいました。
みかん風味のシロップのおいしさがストレートに楽しめる。シロップはゼラチンで固めて冷やして食べると、想像以上に甘さ控えめだ。
みかん | 170ml(缶詰/シロップ) |
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みかん | 200g(缶詰/果肉) |
水 | 50ml |
白ワイン | 100ml |
ゼラチン | 5g(粉) |
みかん缶をザルにあけてシロップと果肉に分ける。
ゼラチンを水20mlの中にふり入れてふやかす。
白ワインと水30mlを鍋に入れて火にかける。沸騰したら火を止めて②のゼラチンを加え混ぜて溶かし、シロップを加えて混ぜ、容器に入れて冷蔵庫で冷やし固める。
みかんの果肉をミキサーにかけてピューレ状にして器に入れ、ゼリーをスプーンですくって盛る。
自宅での少人数制のお菓子教室「atelier h」(アトリエ・エイチ)主宰。日本茶インストラクター。洋菓子店勤務、お菓子教室通いなどを経て独立。季節感と素材の味を大切にした、毎日食べても飽きない、普段使いのお菓子を提案。お菓子に合う飲み物、お茶にも造詣が深く、日本茶イベントや講習会などで幅広く活躍。
※この記事の内容は、「技あり!dancyu缶詰」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:鈴木泰介