北村光世さんのパルミジャーノ惣菜レシピ
塩味がしっかり効いた"アンチョビパルミジャーノご飯"

塩味がしっかり効いた"アンチョビパルミジャーノご飯"

アンチョビとチーズの発酵食品同士ががっちりタッグを組んだ、おいしいもの×おいしいものの最強の旨味。締めのつもりが、お酒がぐんぐん進む味わいです。食文化研究家の北村光世さんに、パルミジャーノを使ったお惣菜レシピを教えてもらいました。

“アンチョビパルミジャーノご飯”のつくり方

仕上げに、ちょっとクセのある和のハーブを散らすと、視覚的にも味わい的にもアクセントになる。

材料材料 (4人分)

パルミジャーノご飯茶碗4杯分
アンチョビ大さじ1
山椒の葉など適宜

1アンチョビを刻む

アンチョビの油を軽くきり、みじん切りにする。

2パルミジャーノご飯とまぜる

パルミジャーノご飯のペーストに①を加えて混ぜ、そこに熱々のご飯を加えて混ぜる。

完成
好みで、山椒の葉や青じそをちぎったもの、穂じそや実山椒を加えるか、七味や黒胡椒などの薬味をかけて食べてもアクセントになって、またおいしい。

教える人

北村光世

北村光世 食文化研究家

京都生まれ。アメリカ留学後、青山学院大学で長年教鞭をとる。30年以上にわたって地中海地域をはじめとする世界各国を旅し、あるいは生活しながら、風土ありきの食文化や料理を研究。また、イタリア・パルマの郊外に拠点をもち、イタリアと日本の文化交流にも力を注ぎ続けている。

※この記事の内容はプレジデントムック技あり!dancyu「チーズ」に掲載したものです。

技あり!dancyu「チーズ」
A4変型判(88頁)
ISBN:9784833477352
2018年10月30日発売/880円(税込)

文:遠藤綾子 写真:浜村多恵