アンチョビとチーズの発酵食品同士ががっちりタッグを組んだ、おいしいもの×おいしいものの最強の旨味。締めのつもりが、お酒がぐんぐん進む味わいです。食文化研究家の北村光世さんに、パルミジャーノを使ったお惣菜レシピを教えてもらいました。
仕上げに、ちょっとクセのある和のハーブを散らすと、視覚的にも味わい的にもアクセントになる。
パルミジャーノご飯 | 茶碗4杯分 |
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アンチョビ | 大さじ1 |
山椒の葉など | 適宜 |
アンチョビの油を軽くきり、みじん切りにする。
パルミジャーノご飯のペーストに①を加えて混ぜ、そこに熱々のご飯を加えて混ぜる。
京都生まれ。アメリカ留学後、青山学院大学で長年教鞭をとる。30年以上にわたって地中海地域をはじめとする世界各国を旅し、あるいは生活しながら、風土ありきの食文化や料理を研究。また、イタリア・パルマの郊外に拠点をもち、イタリアと日本の文化交流にも力を注ぎ続けている。
※この記事の内容はプレジデントムック技あり!dancyu「チーズ」に掲載したものです。
文:遠藤綾子 写真:浜村多恵