温かいご飯にオリーブオイルとチーズを和えるだけで、リゾットのような味わいに。濃厚なコクと旨味がたまらない一品です。食文化研究家の北村光世さんに、パルミジャーノを使ったお惣菜レシピを教えてもらいました。
ご飯にチーズにオリーブオイル。えっ!と思ってしまう一品だが、これがウマい。パルミジャーノは、カルシウムや各種ビタミン、タンパク質が豊富な栄養食品。シンプルだが、栄養的にもスグレモノのご飯料理なのだ。ご飯はかためがベスト。醤油をかけてもおいしい。
パルミジャーノ・レッジャーノ | 2/3カップ(できればおろしたて) |
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ご飯 | 茶碗4杯分 |
オリーブオイル | 80ml |
ボウルにオリーブオイルを入れ、パルミジャーノ・レッジャーノを加え、混ぜ合わせてペーストをつくる。
少しおいて、チーズとオリーブオイルをなじませる。
熱々のご飯を②に加え、ご飯をつぶさないようによくからめる。
京都生まれ。アメリカ留学後、青山学院大学で長年教鞭をとる。30年以上にわたって地中海地域をはじめとする世界各国を旅し、あるいは生活しながら、風土ありきの食文化や料理を研究。また、イタリア・パルマの郊外に拠点をもち、イタリアと日本の文化交流にも力を注ぎ続けている。
※この記事の内容はプレジデントムック技あり!dancyu「チーズ」に掲載したものです。
文:遠藤綾子 写真:浜村多恵