大原千鶴さんの「今宵のあて」
薬味を効かせたやみつきになる「塩だれしらす」

薬味を効かせたやみつきになる「塩だれしらす」

しらすといえば、しらすおろし。そんな定番メニューを一新する塩だれを使った一品をご紹介します。とりあえずのおつまみが欲しいときにすぐにつくれ、白いご飯のお供にもなる優れものです。お酒を愛する料理研究家の大原千鶴さんに、つくり方とそのコツを教えていただきました。

ふんわりしらすが、前割りしたまろやか芋焼酎とドンピシャ

しらすはそのものに旨味があり、手をかけなくても美味しい食材。だから、簡単につくります!必要なのは胡麻油と塩を合わせる「塩だれ」で、これに薬味を入れるだけ。塩は油に溶けにくいので、しっかりと合わせ、しらすを和えたら完成です。

しらすは、柔らかいので身が崩れないようにふんわり、優しく混ぜ合わせてください。ポイントはこれだけです。胡麻や生姜の香りがアクセントになってお酒が進み、ご飯のお供にもなります。

お酒は大らかでしっかりとした味わいの芋焼酎を前割りに。焼酎と水を6:4で割って常温で3日間置くとぐんとまろやかになり、しらすや胡麻の風味と一体となります。

塩だれしらすのつくり方

材料材料 (2人分)

胡麻油大さじ1/2
ひとつまみ
しらす40g
白煎り胡麻大さじ1
細ねぎ3本分(小口切り)
生姜小さじ1(みじん切り)

1塩だれをつくる

ボウルに胡麻油と塩を入れて混ぜる。

塩だれをつくる

2混ぜる

①にしらす、白胡麻、細ねぎ、生姜を加えてよく混ぜる。

完成

教える人

大原千鶴 料理研究家

大原千鶴 料理研究家

京都・花脊の料理旅館「美山荘」が生家。小さな頃から自然に親しみ、料理の心得を学ぶ。現在は家族五人で京都の市中に暮らし、料理研究家としてテレビや雑誌、講習、講演など多方面で活躍。シンプルなレシピに定評があり、美しい盛りつけにもファンが多い。着物姿のはんなりとした京女の印象とは対照的に、お酒をこよなく愛す行動派。レシピはお酒を呑んでいる時に思いつくのが一番多い。近著「大原千鶴のいつくしみ料理帖」(世界文化社)がある。2023年4月より、オンライン料理レッスンもスタート。

文:西村晶子 撮影:福森クニヒロ

西村 晶子

西村 晶子 (ライター・編集者)

関西在住のライター、時々編集者。京都の和食を中心に、老舗から新店までを分け隔てなく幅広く取材。2006年8月号「明石の老舗に、至福の柔らか煮、タコ飯を習う」で初執筆。2018年5月号より「京都『食堂おがわ』の季節ごはん」、2021年5月号より「京都『食堂おがわ』の妄想料理帖」の連載を担当。