チョコレートとチーズのおもてなしスイーツレシピ
とろっと濃厚な味わいがたまらない"ショコラショー"

とろっと濃厚な味わいがたまらない"ショコラショー"

材料はシンプルで、チョコレートと牛乳のみ。それなのに驚くほどおいしいスイーツに仕上がります。お茶の時間はもちろん、お酒と合わせても素敵な菓子レシピを、菓子研究家の田中博子さんに教えてもらいました。

“ショコラショー”のつくり方

冬の寒い日にいただくショコラショーはそれだけでごちそうですが、チョコレートと牛乳を丁寧に煮詰めるだけで、とろっとしたクリームのような濃厚な味わいになり、これがまた美味。
バゲットをカリカリに焼いてディップして食べると最高です!

材料材料 (5~6人分)

チョコレート200g(タブレット。好みのもの)
牛乳500ml
バゲット適量(カリッと焼く)

1煮詰める

鍋にチョコレートと牛乳を入れて弱火にかけ、ゴムベラで絶えずかき混ぜながら、弱火で20分ほど煮詰める。

煮詰める

2器に入れる

とろりとして重くなった状態になったら火を止め、器に入れる。カリッと焼いたバゲットを添える。

器に入れる
完成

教える人

菓子研究家 田中博子

菓子研究家 田中博子

調理製菓師専門学校を卒業後、洋菓子店の勤務を経て、22歳で念願の藤野真紀子氏の助手になる。妥協せずおいしさと美しさを追求する姿勢に触発され、5年後に渡仏。ジャムで有名なアルザス地方の「メゾン・フェルベール」に勤務。帰国後、2011年からフランス菓子とジャムを専門としたお菓子教室「クレアパ」を主宰。数年間のオーストラリア生活を挟み、現在は地元・九州の佐世保で活動中。

※この記事の内容は、『四季dancyu 2022冬』に掲載したものです。

四季dancyu 2022冬
四季dancyu 2022冬
いつもの食卓をちょっと格上げ

A4変型 判( 120 頁)
ISBN: 9784833481748
2022年12月13日発売 / 1,100円(税込)

文:松原京子 撮影:木村 拓

松原 京子

松原 京子 (フードエディター&ライター)

食をメインとした雑誌や料理の書籍などで企画・編集・執筆を手がける。この業界に入って早うん十年、やれ試食だ試作だ、新しい店ができたんだって、この店の味は残さなきゃ、と外食を続けているうちに体重が増え続け、20代の頃の倍の重さに!(本当に倍の数字です)。一口じゃおいしさなんてわからない、全部食べてこそ真意がわかると思っている。家では真っ当な調味料と安全な食材でつくるシンプルな料理を心がける。