こんがりと焼き色がつくまで、しっかりと焼くのがポイント。たれとからめたときに噛みごたえがあると、ぐんとおいしく感じます。秋の魅力が詰まったレシピを、料理家で文筆家の麻生要一郎さんに習いました。
さんま | 2尾 |
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片栗粉 | 適量 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
A | |
・ 酒 | 大さじ1 |
・ 醤油 | 大さじ1 |
・ みりん | 大さじ1 |
・ 砂糖 | 小さじ1 |
青じそ | 適量(せん切り) |
さんまは三枚におろし、大きな骨は取り除く。半分に切って片栗粉をまぶす。
フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、身側から入れて中火で焼き、しっかり焼けたら裏に返し、皮目をこんがりと焼く。いったん取り出す。
フライパンをキッチンペーパーなどで拭いてきれいにし、Aを入れて弱火にかける。全体がなじんだら、②を戻し入れ、煮からめる。器に盛り、青じそを添える。
建設業、飲食業を経て、「カフェ+宿 saro」を運営。現在は料理家として活動する傍ら執筆業も手がけている。「毎日食べても飽きない家庭の味」がモットー。著書に『僕のいたわり飯』『僕の献立 本日もお疲れ様でした』(ともに光文社)がある。Instagramのアカウントは @yoichiro_aso
※この記事の内容は、「四季dancyu 2022秋」に掲載したものです。
文:藤井志織 撮影:宮濱祐美子