料理の味を深めるお酢の基本レシピ
酸味が野菜を引き立てる"アスパラの酢味噌和え"

酸味が野菜を引き立てる"アスパラの酢味噌和え"

アスパラガスのもつ香りや甘味が、酢味噌によってより際立つ一品です。料理の味を深める酢を使いこなす基本レシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“アスパラの酢味噌和え”のつくり方

アスパラは切り方を工夫すると、いつもと違った歯ざわりで、新鮮な味わいになります。

材料材料 (2人分)

酢味噌大さじ2
グリーンアスパラガス150g
少々

1アスパラガスをカットする

アスパラの切り口を2mmほど切り落とし、根元のかたい皮をピーラーでむき、長さを半分に切り、縦薄切りにする。

2ゆでる

塩を加えたたっぷりの熱湯にアスパラを入れ、10秒ほどゆでて冷水にとって冷まし、水気を拭く。

3仕上げ

ボウルにアスパラを入れて酢味噌の1/2量を入れて和え、器に盛り、残りの酢味噌をかける。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、「料理のてほどき さしすせそ す」に掲載したものです。

料理のてほどき さしすせそ す
料理のてほどき さしすせそ す
味を深めるお酢の知恵

料理の手ほどき さしすせそ す
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833478373
2020年01月31日発売 /770円(税込)

文:中村裕子 写真:野口健志

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。