料理の味を深めるお酢の基本レシピ
椎茸の旨味とトマトのフレッシュさが絶妙な"トマトと焼き椎茸の胡麻酢和え"

椎茸の旨味とトマトのフレッシュさが絶妙な"トマトと焼き椎茸の胡麻酢和え"

香ばしさが魅力の焼き椎茸と、フレッシュな味わいのトマトが相性抜群の一品です。料理の味を深める酢を使いこなす基本レシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“トマトと焼き椎茸の胡麻酢和え”のつくり方

椎茸の香ばしい香りもごちそうです。
椎茸は表面にうっすら水分が出てきたら焼き上がり。焼きすぎると身が縮んでしまうので要注意。

材料材料 (2人分)

★ 胡麻酢
・ 白煎り胡麻大さじ1と1/2
・ 酢大さじ1と1/2
・ 醤油大さじ1/2
・ 砂糖大さじ1/2
・ だし汁大さじ1/2
トマト1個
生椎茸6枚

1胡麻酢をつくる

ボウルに胡麻酢の材料を合わせる。

2椎茸を焼く

椎茸は軸を切り落とし、オーブントースターの天板に内側を上にして並べ、7~8分焼き、縦4等分に切る。

3トマトをカットする

トマトは縦半分に切り、切り口を下にして横半分に切り、さらに3等分に切る。

4和える

ボウルに焼き椎茸、トマトを入れ、胡麻酢を加えて和える。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、「料理のてほどき さしすせそ す」に掲載したものです。

料理のてほどき さしすせそ す
料理のてほどき さしすせそ す
味を深めるお酢の知恵

料理の手ほどき さしすせそ す
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833478373
2020年01月31日発売 /770円(税込)

文:中村裕子 写真:野口健志

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。