軽めの赤ワインと合わせたい、食べごたえ抜群の肉つまみです。マスタードの香ばしさが美味!ゆったり気分の週末に仕込める、手軽な肉つまみを料理研究家のサルボ恭子さんに教わりました。
煮るところまでやっておけば、食べる前に焼くだけなので、平日でもOK。ほろっと崩れる柔らかさのスペアリブながら、香ばしい焼き目もついて、新しいおいしさに目覚める。
豚スペアリブ | 4切れ(385g) |
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白いんげん豆 | 1パック(水煮) |
ドライトマト | 大1個(粗みじん切り) |
ローリエ | 1枚 |
クローブ | 3粒 |
塩 | 小さじ1 |
粒マスタード | 小さじ4 |
豚肉に塩をもみ込み、20分置く。
鍋に①と水2カップを入れて中火にかける。沸騰したらアクを取り、いんげん豆(汁ごと)、ドライトマト、ローリエ、クローブを入れる。再沸騰したら強めの弱火にし、蓋をして30分煮る。
②の豚肉を金串で刺してスッと通ればOK。火を止め煮汁の味をみて、足りないようなら塩(分量外)で調える。
③を耐熱容器に移して(汁は少なめに)豚肉の上にマスタードを塗り、オーブントースターで12分ほど、表面に焼き色がつくまで焼く。
老舗旅館の長女として生まれ、料理家の叔母に師事したのち渡仏。パリのホテルで勤務中にフランスの郷土料理に魅了される。現在は料理教室を主宰するほか書籍や雑誌で活躍。シンプルな素材を洗練された家庭料理に昇華させるレシピに定評あり。近著に『フランス共働き家庭の2品献立(』立東舎)。
この記事はdancyu2020年7月号に掲載したものです。
写真:サルボ恭子 文:編集部