きのこの持つ旨味と、しっかりとしみ込んだピクルス液の酸味が見事に調和している一品です。副菜にもお肉の付け合せにもお薦めです。料理の味を深める酢を使いこなす基本レシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
きのこはしっかり下ゆでしてから漬け込むのがポイントです。
きのこ | 合わせて正味600g(生椎茸、マッシュルーム、しめじなど) |
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★ 下ゆで用 | |
・ 水 | 5カップ |
・ 白ワイン | 大さじ3 |
・ 塩 | 小さじ2 |
★ ピクルス液 | |
・ 酢 | 1/2カップ |
・ 白ワイン | 1/2カップ |
・ レモン | 4~6枚(半月切り) |
椎茸は石突きを切り、軸のまま縦4等分に切る。マッシュルームはぬるま湯で洗って縦半分に切る。しめじは根元を切ってほぐす。
鍋に水を入れて中火にかけ、煮立ってきたら残りの材料、きのこを加えて混ぜ、再び煮立ってきたら火をやや弱めて6~7分ゆでて、ザルにあげてそのまま冷ます。
保存容器にきのこを入れてピクルス液の材料を加えて混ぜ、蓋をして冷蔵庫で冷やす。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、「料理のてほどき さしすせそ す」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:野口健志