
魚醤の塩味とすだちの香りと酸味が絶妙なおひたしです。和食にも洋食にも使える、とても便利な調味料である魚醤を使ったレシピを、料理研究家のワタナベマキさんに教わりました。
魚醤の塩味を効かせただしに、すだちの酸味がベストマッチ。汁まで飲み干したくなる爽やかなおひたしだ。「クレソンやにらなどクセの強い青菜ほど魚醤だしが合うんですよ」。

| ほうれん草 | 1束 |
|---|---|
| 魚醤 | 大さじ1 |
| 酒 | 大さじ1 |
| 水 | 120ml |
| 塩 | 少々 |
| すだち | 適量 |
小鍋に魚醤、酒 、水を入れてひと煮立ちさせ、バットで冷ます。
ほうれん草は塩を入れた湯で約1分半ゆでて冷水に取り、水気を絞る。
浸し地にほうれん草を約10分浸す。半分に切って皿に盛り、すだちの輪切りを添える。


シンプルな材料と手順でつくるレシピが人気。著書『ナンプラーがあればダシはいらない』には、生姜焼きからカリフラワーのシチリア煮まで、魚醤の底力を実感できる、和洋の料理が満載!
この記事はdancyu2019年11月号に掲載したものです。
文:藤田 優 写真:公文美和