平野由希子さんの酒を美味しくする季節のおつまみ
にんにくとタイムが効いた"海老の豚肉巻きハーブソテー"

にんにくとタイムが効いた"海老の豚肉巻きハーブソテー"

にんにく風味に、個性豊かなタイムの香りをかけ合わせました。暑い日には、ロゼをロックにして合わせるのがお薦めです。いつもの夏の食材を、素材や調味料の組み合わせで、ワインに合うおつまみに仕上げました。ハーブを効かせる、おいしい塩で味をきちんと決める、レモンをキュッと搾る、塩昆布の旨味とミネラルでワインに引き寄せる、などなど、バラエティに富んだアイデアが満載。飲みながらでもつくれそうな、手軽なレシピを料理研究家の平野由希子さんに習いました。

美味しいお酒のこと その3

赤白、両方のニュアンスを持ち合わせるロゼワインはどんな料理にも合わせやすいのが特徴。暑い日や、辛い料理にはキリッと冷やして飲むのがお薦めです。

一口にロゼといっても、玉ねぎの皮のような淡い色からサーモンピンク、赤に近いものまでさまざま。色の薄いものは白ワインの味に近く、濃いものは赤ワインの味に近づきます。今日はワインでというときに、ロゼも選択肢の一つに加えてみては。

海老の豚肉巻きハーブソテーのつくり方

焼いているうちに豚バラ肉からしみ出る旨味が海老にたっぷりしみ込みます。レモンをぎゅっと搾って召し上がれ。

材料材料 (2人分)

海老8尾
豚バラ肉8枚(しゃぶしゃぶ用)
適量
胡椒適量
片栗粉適量
にんにく1片
オリーブオイル大さじ1
タイム2~3本
レモン適量

1海老の下準備

海老は尾を残して殻をむき、背側に浅く切り目を入れて背ワタを除いてから塩と片栗粉各少々でもんで流水で洗い、水気を拭く。

2豚肉で巻く

豚肉に塩、胡椒をふり、手前に海老をのせて巻く。巻き終わったら軽く手で握って形を整え、片栗粉を薄くまぶす。

豚肉で巻く
尾を残して豚肉できっちりと巻いていきます。片栗粉を薄くまぶしてから焼くと形が崩れず、カリカリの食感に。

3焼く

フライパンにオリーブオイルと半分につぶしたにんにくを入れて熱し、香りが出てきたら 2 を並べ、タイムを加えて焼く。

焼く

4仕上げる

器に盛ってレモンを添える。

完成

教える人

平野由希子さん

平野由希子さん

料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。フレンチをベースに幅広いジャンルの料理を手がける。自称「レモンサワーラバー」で、ワインだけにとどまらずお酒をこよなく愛す。おいしく飲むためにおつまみは必須で、メニューを考えているだけで楽しくて時間も忘れてしまうとか。そのシンプルかつキレのよい味わいは多くの酒飲みをうならせる。書籍、雑誌、広告のレシピ制作や飲食店のプロデュースなどで活躍中。著書も多数。

この記事は『四季dancyu 2022 夏』に掲載したものです。

四季dancyu2022夏
四季dancyu2022夏
A4変型判(120頁)
2022年6月8日発売/1,100円(価格)

構成・文:中村裕子 撮影:キッチンミノル

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。