下ゆでに技あり!骨からホロリと剥がれる、香ばしさが魅力のスペアリブです。甘味を上手に生かしたレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
スペアリブはやわらかくなるまで白ワインで下ゆでして、余分な脂とアクを取るからすっきりした味に仕上がります。黒糖醤油の香ばしい香りが美味。黒胡椒たっぷりがおすすめです。
豚のスペアリブ | 1kg(室温にもどす) |
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★ スペアリブの下ゆで用 | |
・ 白ワイン | 1/2カップ |
・ 塩 | 小さじ1 |
・ 生姜の皮 | 適量 |
★ 調味料 | |
・ 黒糖 | 大さじ3 |
・ 醤油 | 大さじ1 |
・ 粗挽き黒胡椒 | 大さじ1~2 |
★ つけ合わせ | |
・ 新じゃがいも | 8個 |
・ サラダ油 | 大さじ1 |
・ 塩 | 少々 |
フライパンにスペアリブ、白ワインを入れ、中火にかけて煮立ってきたら、残りの材料を加えて全体を混ぜ、蓋をして弱火で30分ほど下ゆでする。
大きめのボウルにスペアリブを移して調味料を入れ、全体を混ぜて20~30分おいて下味をつける。
オーブンの天板にオーブンペーパーを敷き、スペアリブを並べて250℃で、途中上下を返して15分ほど焼く。
じゃがいもは皮のまま洗って耐熱の皿にのせ、ラップをふんわりとかけて600Wの電子レンジで4~5分加熱し、半分に切る。フライパンにサラダ油を熱してじゃがいもを切り口を下にして入れ、中火で色よく焼き、取り出して塩をふる。スペアリブとともに器に盛る。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、『料理のてほどき さしすせそ さとう』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ