やわらかい新じゃがは、皮ごと調理するのがお薦め!ほくっとした食感に甘辛の味付けが絶妙にマッチします。甘味を上手に生かしたレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
新じゃがいもは、最高の香りを秘めている皮つきのまま料理します。みりんと砂糖でてりっ!
水分をとばすように炒めて仕上げ、醤油の香ばしい香りを引き出します。甘辛味筆頭の料理はシンプルに。
新じゃがいも | 600g |
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サラダ油 | 大さじ1 |
だし汁 | 1カップ |
みりん | 大さじ2 |
砂糖 | 大さじ3 |
醤油 | 大さじ2~3 |
白煎り胡麻 | 少々 |
じゃがいもは皮つきのままタワシで洗い、水気を拭く。
鍋にサラダ油を熱してじゃがいもを入れ、中火で全体に焼きつける。だし汁を加えて煮立ってきたら、みりん、砂糖を加えて混ぜ、蓋をして弱火で10分ほど煮る。
醤油を加えて混ぜ、蓋をして弱火でさらに10分ほど煮る。
蓋を取り、中火にして汁気をとばすように煮て、最後に胡麻をふり、器に盛る。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、『料理のてほどき さしすせそ さとう』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:原 ヒデトシ