ほんのり甘い生地は、肉や魚料理と一緒に食べてもおいしいし、朝ごはんにもお薦めです。おもてなし上手と評判の料理家の小堀紀代美さんに、ゲストに喜んでもらえるちょっとしたご馳走レシピを教わりました。
パンや炊いたご飯の用意がないとき、パッと手早くつくれるパンケーキのレシピを覚えておくと重宝します。
ここでは小堀家の定番生地に、旬のとうもろこしを加えた夏バージョンをご紹介。ゲストに焼いてもらえば、ホームパーティー感が増してより楽しげなムードに。
卵 | 1個 |
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砂糖 | 10g |
牛乳 | 100ml |
レモン汁 | 大さじ1/2 |
プレーンヨーグルト | 1/2カップ |
とうもろこし | 1本分(芯から実を外す) |
玉ねぎ | 1/4個分(約50g)(みじん切り) |
A | |
・ 薄力粉 | 120g |
・ ベーキングパウダー | 小さじ1 |
・ 重曹 | 小さじ1/4(食用) |
・ 塩 | 少々 |
バター | 20g |
牛乳はレモン汁を加え、混ぜずに10分置く。
バターはボウルに入れ、温せんにかけるか、耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)に1分かけて溶かす。
ボウルに卵、砂糖を入れて泡立て器でよく混ぜる。1とヨーグルトを加えて混ぜる。とうもろこしと玉ねぎを加えて混ぜる。
Aを合わせてふるいながら加え、2も加えてさっくりと混ぜたら5分休ませる。
フライパンを中火で熱し、油適量(分量外)を入れてキッチンペーパーで薄くのばす。生地を流して弱火にし、表面にポツポツと穴があいてきたら上下を返し、さらに1~2分焼く。これをくり返す。
料理勉強家
レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理担当を経て、現在は同名の料理教室を主宰。気持ちはいつも『料理勉強家!』。楽しくをモットーに、テレビ、雑誌などにレシピを提供。近書に『ライクライクキッチンの旅する味 予約のとれない料理教室レッスンノート』『ごはんにかけておいしい ひとさライス』など。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022夏』に掲載したものです。
文:藤井志織 撮影:山田薫