桜海老の香ばしさがアクセントの一品です。さっぱりと飲みたい時にうってつけの、お酢つまみを、日本酒もお酢も大好物の酒肴家・稲垣知子さんに教えてもらいました。
じゃがいも | 中2個(約200g) |
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干し桜海老 | 5g |
卵 | 1個 |
A | |
・ りんご酢 | 大さじ1 |
・ 粒マスタード | 小さじ1 |
・ はちみつ | 小さじ1 |
・ 塩 | ひとつまみ |
ボウルにAを入れ、よく混ぜる。
じゃがいもは皮をむいて6等分に切る。鍋に入れ、かぶるくらいの水と塩少々(分量外)を加えて強火にかける。沸騰したら火を弱め、コトコトの状態を保ちながら10分ほどゆでる。じゃがいもがやわらかくなったらザルにあげ、水気をきる。
1のボウルに2を熱いうちに入れ、桜海老も加えてじゃがいもをつぶしながら味が全体に回るようによく混ぜる。粗熱が取れたら冷蔵庫でしっかり冷やす。
鍋に卵と水を入れて強火にかけ、沸騰してから4分ほどゆでたら氷水にとり、殻をむく。
器に3を盛り、4を半分に切ってのせる。
日本酒に合うつまみを雑誌や書籍などで提案。蔵元からの信頼も厚い。萩ふるさと大使でもあり、考案した沓形の酒器が日本酒党に大好評(東京「朧酒店」「籠屋秋元商店」、神奈川「望月商店」などの酒販店で販売中)。著書に『日本酒マリアージュ』(誠文堂新光社)など。
※この記事の内容は、「技あり!dancyu お酢」に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:宮濱祐美子