中華風豆皿つまみ
爽快な辛さがビールに合う"辣子鶏（ラーズーチー）"
爽快な辛さがビールに合う"辣子鶏（ラーズーチー）"
-
- 連載 : 中華風豆皿つまみ
豆皿の中が賑やかな一口サイズの唐揚げ炒め。唐辛子に埋もれた鶏肉を香菜と一緒につまんで食べれば止まらない。ビールを合いの手に。京都の老舗中華料理店からキャリアをスタートした料理家・今井亮さんの、酒が進んで困るつまみをご紹介します。
”辣子鶏（ラーズーチー）”のつくり方
花椒の香りが鼻に抜ける本格中華つまみ。辛味よりも香りが立つのでスイスイ酒が進む。
- おいしく飲むコツ！
- 唐辛子は赤黒くなるまで炒めるとしっかり香りが立つ。揚げた鶏肉に香り油をまとわせるイメージで炒めて。
材料 (2人分)
| 鶏もも肉 | 1／2枚（150g） |
|---|---|
| 長ねぎ | 1／4本 |
| 香菜 | 3株 |
| 赤唐辛子 | 10g（乾燥） |
| 花椒 | 大さじ1（粒） |
| 片栗粉 | 大さじ1 |
| 揚げ油 | 適量 |
| サラダ油 | 小さじ2 |
| A | |
| ・ 醤油 | 小さじ2 |
| ・ 酒 | 小さじ1 |
| ・ 胡麻油 | 小さじ1 |
| ・ 七味唐辛子 | 小さじ1／2 |
1下ごしらえ
鶏肉は2cm角に切る。ねぎは薄い斜め切り、香菜は長さ5cmに切る。
2揚げる
ボウルに鶏肉とAを入れてもみ込んでから片栗粉をまぶし、170℃の揚げ油で3分揚げる。
3炒め合わせる
フライパンにサラダ油、唐辛子、花椒を入れて中火で炒め、香りが立ってきたら2で揚げた鶏肉とねぎ、香菜を加えて炒め合わせる。
教える人
今井 亮 料理研究家
京都府丹後市の日本海に面した海辺の町生まれ。高校を卒業後、京都市内の中華料理店で5年間修業後、東京へ。東京のフードコーディネーター学校を卒業後、料理家などのアシスタントを経て独立。枠を決めることなく、アイデアに満ちあふれるメニューを日々創り出す。テレビ、雑誌など多方面で活躍中。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 豆皿つまみと小鍋つまみ」に掲載したものです。
- dancyu定番シリーズ豆皿つまみと小鍋つまみ
- A4変型判（120頁）
2022年12月16日発売 880円（税込み）
取材：田中鮎美 撮影：神林 環
