見た目は違えど、味の構成は青椒肉絲風。しっかりした味つけの牛肉には赤ワインを合わせて。京都の老舗中華料理店からキャリアをスタートした料理家・今井亮さんの、酒が進んで困るつまみをご紹介します。
シンプルで王道。甘辛いたれがしみた赤身の肉から、旨味が噛むごとに出てくる。しっかりした赤ワインの味わいとぴったり。
牛もも肉 | 100g(焼肉用) |
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ピーマン | 2個 |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
A | |
・ にんにく | 1/4片分(すりおろす) |
・ オイスターソース | 小さじ2 |
・ 紹興酒 | 小さじ2 |
・ 醤油 | 小さじ1 |
・ 胡麻油 | 小さじ1 |
・ 砂糖 | 小さじ1/4 |
牛肉はやや大きめの食べやすい大きさに切る。ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を除き、さらに横半分に切る。Aは混ぜておく。
フライパンにサラダ油を熱し、中火で牛肉を1分焼く。ピーマンを加えてさらに1分焼いたらAを加え、手早く炒め合わせる。
京都府丹後市の日本海に面した海辺の町生まれ。高校を卒業後、京都市内の中華料理店で5年間修業後、東京へ。東京のフードコーディネーター学校を卒業後、料理家などのアシスタントを経て独立。枠を決めることなく、アイデアに満ちあふれるメニューを日々創り出す。テレビ、雑誌など多方面で活躍中。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 豆皿つまみと小鍋つまみ」に掲載したものです。
取材:田中鮎美 撮影:神林 環