独特の香りとほろ苦さが身上のふきのとうを刻んで、にんにく、赤唐辛子と炒め合わせた、洋風の常備菜です。春のおかずをおいしくするスパイスとハーブ使いをスパイスの達人・小堀紀代美さんに教えてもらいました。
ポタージュのトッピングにしたり、麺やゆで卵と和えたり。2~3日で使いきるのがお薦め。
にんにく、赤唐辛子でアーリオオーリオに。食欲をそそるパンチのある香り。
ふきのとう | 100g |
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オリーブオイル | 大さじ5 |
にんにく | 1片分(みじん切り) |
赤唐辛子 | 1/2本(種を取る) |
塩 | 小さじ1/2弱 |
パルミジャーノ・レッジャーノ | 15g(すりおろす) |
フライパンにオリーブオイル、にんにく、赤唐辛子を入れて弱火にかけ、にんにくの香りが立って薄く色づいてきたら、いったん火を止める。
ふきのとうは外葉が黒ずんでいたらはがし、軸を少し切り落とし、縦4つ割りにしてからざく切りにする。
1を再び火にかけ、ふきのとう、塩を加えてよく炒める。火を止めてパルミジャーノを加えて混ぜる。
レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理担当を経て、現在は料理教室「LIKE LIKE KITCHEN」主宰。確実においしくつくれるレシピにファンも多い。おいしいもの好きが高じて世界各国を食べ歩き、そんな経験から、スパイスやハーブ使いの達人となる。
※この記事の内容は、四季dancyu「春のレシピ」に掲載したものです。
文:松原京子 撮影:木村拓