さっと炒めて蒸し煮で仕上げるお手軽副菜です。箸が止まらなくなるやみつきの味わいです。手軽でライトなボリュームながら、存在感際立つ副菜のレシピを料理研究家の大庭英子さんに教わりました。
色鮮やかな緑は春の色。オリーブオイルと塩でキャベツの甘味を引き出します。ピリリと効いた唐辛子が味にエッジを効かせてくれます。
春キャベツ | 200g |
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にんにく | 1片分(薄切り) |
赤唐辛子 | 1本 |
オリーブオイル | 大さじ2 |
塩 | 小さじ1/3 |
胡椒 | 少々 |
キャベツは3cm四方に切る。唐辛子はヘタを切り落とし、種を取って幅1cmの輪切りにする。
フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて弱火でゆっくり、香りよく熱し、キャベツ、唐辛子を入れて強めの中火で上下を返しながら炒める。
蓋をして1分ほど蒸し煮にし、少ししんなりしたら塩、胡椒で調味する。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、四季dancyu「春のレシピ」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:竹内章雄