ミルクの優しい風味にフルーツの酸味、きび砂糖の甘味が加わり、宴会の締めくくりにふさわしいデザートになります。テレビに雑誌にと大活躍な料理研究家、枝元なほみさんに飲兵衛歓喜の家宴会料理を教えてもらいました。
ふだんは、果物を切る、市販のアイスクリームに何かトッピングするくらいですませることが多いという枝元さん。これはタピオカをゆでるところだけ気合が必要ですが、あとは混ぜるだけ。盛り上がるデザートです。
パール・タピオカ | 50~60g(乾燥(*)) |
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ココナッツミルク | 1缶(2カップ) |
牛乳 | 1カップ |
きび砂糖 | 大さじ7~8 |
好みのフルーツ | 適量(柿、梨、キウイフルーツ、バナナ、いちごなど) |
*扱いやすい小粒のタピオカでも可。
水をたっぷり注いだ鍋にタピオカを入れてゆでる。目安は40~50分。小粒のタピオカなら水が沸騰してからタピオカを入れて、15~20分が目安。
ザルにあげて、タピオカを水ですすいで水気をきる。
ボウルにココナッツミルクと砂糖を入れて混ぜ、牛乳も加えて砂糖が溶けるまで混ぜる。細かく刻んだフルーツも入れて混ぜ、2を加えて冷やす。
劇団の役者兼料理主任から無国籍レストランのシェフとユニークな経歴の持ち主。「エダモン」の愛称で、テレビに雑誌に大活躍。社団法人チームむかごを設立して農業生産者をサポ ートする活動を行ったり、認定NPO法人ビッグイシュー基金の共同代表としてフードロス問題解消につながる「夜のパン屋さん」を企画したり、明るくバイタリティーあふれる活動家です。
※この記事の内容は、四季dancyu「冬のレシピ」に掲載したものです。
文:編集部 写真:田村昌裕