日本酒に合う豆皿つまみ
酸のある日本酒と相性抜群!"いちごと菜花とくるみのマスカルポーネ白和え"

酸のある日本酒と相性抜群!"いちごと菜花とくるみのマスカルポーネ白和え"

なめらかな和え衣にいちごの酸味と菜の花の苦味が心地よい。時折出合うクルミを噛みながら、酒をちびり。日本酒好きに愛される鎌倉の居酒屋「おおはま」店主に、ちびちびやるのに最適なつまみを教えてもらいました。

“いちごと菜花とくるみのマスカルポーネ白和え”のつくり方

衣をつくり置けば、すぐつくれるつまみ。季節で果実を替えても美味。甘味があってきれいな酸があるタイプの日本酒、または白ワインでも楽しい。

おいしく飲むコツ!
豆腐の水きりは急ぐなら1時間程度でもできるが、しっかりきるほうがねっとりする。衣が残 ったらほかの季節の果物と和える、またはそのままクラッカーにディップしても美味。「鶴齢 純米吟醸」とあわせるのがお薦め。

材料材料 (2人分)

豆腐半丁(175g)(絹)
いちご4個
菜の花1本
クルミ2片(7g)
A
・ マスカルポーネ100g
・ 白胡麻ペースト大さじ1強
・ 砂糖大さじ1弱
・ 粗塩ひとつまみ

1豆腐を水切りする

豆腐を一度軽くゆでて温めてからキッチンペーパーなどに包み、上から皿程度の重しをして冷蔵庫で一晩しっかり水きりをする。

豆腐を水切りする

2撹拌する

1の豆腐とAをフードプロセッサーに入れ、なめらかな状態にする。

3いちごとクルミの準備

いちごはヘタを取って半分に切る。菜花は塩(分量外)を加えたお湯でゆでて水にさらし、よく絞って長さ3cmほどにきる。くるみは手で割っておく。

4仕上げ

2の和え衣50gと3をボウルに入れて和える。

完成

教える人

大濱幸恵さん「旬の菜と旨い酒おおはま」店主

日本酒好きのオアシス「おおはま」を一人で切り盛り。全9席の小体な店ながら、その居心地のよさに阿佐ヶ谷から2014年に鎌倉に移転した今でも当時の客が通ってくるという。酒との相性を考えたさまざまな料理を出すため、仕込みからオペレーションまで日夜工夫を絶やさない。

※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 豆皿つまみと小鍋つまみ」に掲載したものです。

dancyu定番シリーズ豆皿つまみと小鍋つまみ
dancyu定番シリーズ豆皿つまみと小鍋つまみ
A4変型判(120頁)
2022年12月16日発売 880円(税込み)

取材:田中鮎美 撮影:鈴木泰介