いつものツナマヨを和風にアレンジしました。青じその香りと、隠し味に醤油。ごく薄く切った紫玉ねぎのシャキシャキ感で、軽い食べ心地に。パンを焼いて上にのっければ立派なごちそうの出来上がり。「なるほど、この手があったか!」と感じるレシピを料理家の飛田和緒さんに教えてもらいました。
玉ねぎのみじん切りはなし、その代わりに紫玉ねぎをごく薄く切ってツナの下に敷く。紫玉ねぎの代わりに玉ねぎでも。その場合、食べてみて辛さがなくなるまで冷水にさらして。
食パン | 1枚(6枚切りまたは8枚切り) |
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ツナ缶 | 70g分 |
紫玉ねぎ | 1/4個(小) |
青じそ | 1~2枚 |
マヨネーズ | 小さじ2 |
バター | 適量 |
醤油 | 少々 |
ツナは缶汁をきってボウルに入れてほぐし、マヨネーズ、醤油を加えて混ぜる。
玉ねぎはごく薄く切り、冷水に放してシャキッとさせ、水気を拭く。青じそは縦半分に切ってから横にせん切りにする。
パンをオーブントースターで焼き、バターを塗り、玉ねぎを広げてのせる。1のツナをのせ、青じそを散らす。
東京で生まれたのち、高校時代を長野で過ごす。現在は海辺の街に夫、娘と暮らす。家にあるものを組み合わせてちゃんとおいしい、無理のないレシピが人気。保存食にも造詣が深い。近著に『仕込んで、使って、一年中楽しめる みその本』『塩、しょうゆ、みそで飛田式おかず』など。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ トーストとサンドイッチ」に掲載したものです。
文:松原京子 写真:鈴木泰介