忙しい時の強い味方「のっけパン」レシピ
青じそ香る"和風ツナトースト"

青じそ香る"和風ツナトースト"

いつものツナマヨを和風にアレンジしました。青じその香りと、隠し味に醤油。ごく薄く切った紫玉ねぎのシャキシャキ感で、軽い食べ心地に。パンを焼いて上にのっければ立派なごちそうの出来上がり。「なるほど、この手があったか!」と感じるレシピを料理家の飛田和緒さんに教えてもらいました。

“和風ツナトースト”のつくり方

玉ねぎのみじん切りはなし、その代わりに紫玉ねぎをごく薄く切ってツナの下に敷く。紫玉ねぎの代わりに玉ねぎでも。その場合、食べてみて辛さがなくなるまで冷水にさらして。

おいしさのコツ!
コンビーフやツナ、ランチョンミートなどの缶詰はすぐに使えてほぼ調味が不要。パパッとつくって食べたいのっけパンにはもってこい。メリハリを出すために香りのアクセントはつける。

材料材料 (1人分)

食パン1枚(6枚切りまたは8枚切り)
ツナ缶70g分
紫玉ねぎ1/4個(小)
青じそ1~2枚
マヨネーズ小さじ2
バター適量
醤油少々

1調味料と混ぜる

ツナは缶汁をきってボウルに入れてほぐし、マヨネーズ、醤油を加えて混ぜる。

2玉ねぎを切る

玉ねぎはごく薄く切り、冷水に放してシャキッとさせ、水気を拭く。青じそは縦半分に切ってから横にせん切りにする。

3仕上げ

パンをオーブントースターで焼き、バターを塗り、玉ねぎを広げてのせる。1のツナをのせ、青じそを散らす。

完成

教える人

飛田和緒さん 料理家

東京で生まれたのち、高校時代を長野で過ごす。現在は海辺の街に夫、娘と暮らす。家にあるものを組み合わせてちゃんとおいしい、無理のないレシピが人気。保存食にも造詣が深い。近著に『仕込んで、使って、一年中楽しめる みその本』『塩、しょうゆ、みそで飛田式おかず』など。

※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ トーストとサンドイッチ」に掲載したものです。

dancyu定番シリーズ トーストとサンドイッチ
dancyu定番シリーズ トーストとサンドイッチ
A4変型判(120頁)
2022年11月30日発売 880円(税込み)

文:松原京子 写真:鈴木泰介

松原 京子

松原 京子 (フードエディター&ライター)

食をメインとした雑誌や料理の書籍などで企画・編集・執筆を手がける。この業界に入って早うん十年、やれ試食だ試作だ、新しい店ができたんだって、この店の味は残さなきゃ、と外食を続けているうちに体重が増え続け、20代の頃の倍の重さに!(本当に倍の数字です)。一口じゃおいしさなんてわからない、全部食べてこそ真意がわかると思っている。家では真っ当な調味料と安全な食材でつくるシンプルな料理を心がける。