忙しい時の強い味方「のっけパン」レシピ
クタクタ玉ねぎの甘味がたまらない"玉ねぎトースト"

クタクタ玉ねぎの甘味がたまらない"玉ねぎトースト"

じっくり焼いた玉ねぎはクタクタになって甘くなり、茶色く焦げたところは香ばしい。カリッと焼いたトーストにもよく合う!「なるほど、この手があったか!」と感じるレシピを料理家の飛田和緒さんに教えてもらいました。

“玉ねぎトースト”のつくり方

玉ねぎは幅1cmくらいの輪切りにすると存在感が出て、食感も味も楽しめる。イタリアンパセリは好みで。

おいしさのコツ!
玉ねぎは加熱すると甘くなっておいしくなるけれど、味がぼけがち。塩気をしっかりときかせ、さらにケイパーや粒マスタードなどで酸味を加えると味が締まる。

材料材料 (1人分)

食パン1枚(6枚切りまたは8枚切り)
玉ねぎ1/2個
オリーブオイル小さじ2
2つまみ
ケイパー適量
イタリアンパセリ適量(みじん切り)

1玉ねぎをカットする

玉ねぎは幅1cmの輪切りにする。

2焼く

フライパンにオリーブオイルを熱して1 を入れ、じっくり焼いてこんがりとさせ、塩をふる。

3パンにのせる

パンをオーブントースターで焼き、2をのせ、ケイパーとイタリアンパセリを散らす。

完成

教える人

飛田和緒さん 料理家

東京で生まれたのち、高校時代を長野で過ごす。現在は海辺の街に夫、娘と暮らす。家にあるものを組み合わせてちゃんとおいしい、無理のないレシピが人気。保存食にも造詣が深い。近著に『仕込んで、使って、一年中楽しめる みその本』『塩、しょうゆ、みそで飛田式おかず』など。

※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ トーストとサンドイッチ」に掲載したものです。

dancyu定番シリーズ トーストとサンドイッチ
dancyu定番シリーズ トーストとサンドイッチ
A4変型判(120頁)
2022年11月30日発売 880円(税込み)

文:松原京子 写真:鈴木泰介

松原 京子

松原 京子 (フードエディター&ライター)

食をメインとした雑誌や料理の書籍などで企画・編集・執筆を手がける。この業界に入って早うん十年、やれ試食だ試作だ、新しい店ができたんだって、この店の味は残さなきゃ、と外食を続けているうちに体重が増え続け、20代の頃の倍の重さに!(本当に倍の数字です)。一口じゃおいしさなんてわからない、全部食べてこそ真意がわかると思っている。家では真っ当な調味料と安全な食材でつくるシンプルな料理を心がける。