マヨネーズは食卓にもう一品欲しいときに役立つ調味料。エリンギは蒸し焼きにすることでマヨネーズのコクと旨味が凝縮し、箸が止まらないひと皿に。手軽でライトなボリュームながら、存在感際立つ副菜のレシピを料理研究家の大庭英子さんに教わりました。
マヨネーズは油分役と味つけ役の二刀流。粒マスタードが味のポイントです。
エリンギ | 1袋 |
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玉ねぎ | 1/2個 |
マヨネーズ | 大さじ2 |
粒マスタード | 大さじ1/2~1 |
塩 | 少々 |
胡椒 | 少々 |
エリンギは根元を少し切り落とし、長さを半分に切ってから縦2~4等分に切る。玉ねぎは繊維に沿って幅1cmに切る。
フライパンにマヨネーズを入れて弱火で溶かし、エリンギを入れて全体にからめ、蓋をして弱火で1分蒸し焼きにする。
玉ねぎを加えて中火で炒め、少ししんなりしたら粒マスタード、塩、胡椒を入れて炒め合わせる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、四季dancyu「秋のレシピ」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:竹内章雄