
本格ボローニャソースをまとった文句なしのおいしさ。麺をゆでない手軽さが魅力です。枠を決めることなく、アイデアに満ち溢れた味わい広がる家焼きそばを、料理家の今井 亮さんに教えてもらいました。
本場イタリアでは、ボロネーゼには平たいタリアテッレやフィットチーネが使われるので、焼きそばも太麺で。麺の味を噛みしめよう。
炒め始める前に麺の準備をしよう。香ばしくて歯ごたえのよい焼きそばに仕上げるための大きなポイントだ。






| 焼きそば麺 | 2玉(蒸し、太) |
|---|---|
| 合い挽き肉 | 150g |
| 玉ねぎ | 1/2個 |
| セロリ | 1/2本 |
| にんじん | 1/4本 |
| にんにく | 1片分(みじん切り) |
| オリーブオイル | 大さじ2 |
| 塩 | 小さじ1/4 |
| A | (混ぜ合わせる) |
| ・ トマトケチャップ | 大さじ3 |
| ・ ウスターソース | 大さじ2 |
| ・ 赤ワイン | 大さじ2 |
| ・ 醤油 | 小さじ2 |
玉ねぎ、セロリ、にんじんはみじん切りにする。

麺は電子レンジで加熱してからサラダ油大さじ1をひいたフライパンで両面をカリッときつね色になるまで焼いてほぐし、取り出す(上記参照)。
続けてフライパンにオリーブオイル大さじ1 、にんにくを入れて熱し、挽き肉と塩を入れて3~4分炒め、玉ねぎ、セロリ、にんじんを加えてさらに2分炒める。

Aを加えて汁気が少なくなるまで煮詰めたら麺を戻し入れ、手早く炒め合わせる。

京都府丹後市の日本海に面した海辺の町生まれ。高校を卒業後、京都市内の中華料理店で5年間修業後、東京へ。東京のフードコーディネーター学校を卒業後、料理家などのアシスタントを経て独立。枠を決めることなく、アイデアに満ちあふれるメニューを日々創り出す。テレビ、雑誌など多方面で活躍中。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 焼きそば100レシピ」に掲載したものです。

取材:中村裕子 撮影:鈴木泰介