焼きそばをちょっと贅沢に、すき焼き風にアレンジ!牛肉の旨味、甘辛い醤油味、ねぎと春菊の香りがたまらない一品です。枠を決めることなく、アイデアに満ち溢れた味わい広がる家焼きそばを、料理家の今井 亮さんに教えてもらいました。
すき焼き味のタレはあらかじめ合わせておいて、一気に仕上げる。ねぎにはしっかり味を含ませ、牛肉はさっと味をからませる程度でOK。
炒め始める前に麺の準備をしよう。香ばしくて歯ごたえのよい焼きそばに仕上げるための大きなポイントだ。
焼きそば麺 | 2玉(蒸し、細) |
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牛肉 | 200g(すき焼き用) |
長ねぎ | 1本 |
春菊 | 80g |
サラダ油 | 大さじ1と1/2 |
A | (混ぜ合わせる) |
・ 醤油 | 大さじ2と1/2 |
・ みりん | 大さじ2 |
・ 酒 | 大さじ1 |
・ 砂糖 | 大さじ1 |
卵 | 2個 |
ねぎは幅1cmの斜め切りにする。春菊は葉を摘んで水に2分さらして水気をきる。
麺は電子レンジで加熱してからサラダ油大さじ1をひいたフライパンで両面をカリッときつね色になるまで焼いてほぐし、取り出す(上記参照)。
続けてフライパンにサラダ油大さじ1/2を入れて熱し、ねぎを入れて1分炒め、Aを加えてひと煮立ちしたら、牛肉を広げて入れ、色が変わってきたら取り出す。
麺を戻し入れて手早く炒め合わせ、器に盛って牛肉、春菊を添える。溶き卵につけて食べる。
京都府丹後市の日本海に面した海辺の町生まれ。高校を卒業後、京都市内の中華料理店で5年間修業後、東京へ。東京のフードコーディネーター学校を卒業後、料理家などのアシスタントを経て独立。枠を決めることなく、アイデアに満ちあふれるメニューを日々創り出す。テレビ、雑誌など多方面で活躍中。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 焼きそば100レシピ」に掲載したものです。
取材:中村裕子 撮影:鈴木泰介