スイーツだけでなく、いろいろな料理でその持ち味を発揮するメイプルシロップ。「高貴」と称されるカルダモンの香りを纏って、合わせる料理をぐんと格上げしてくれます。秋のおかずをおいしくするスパイスとハーブ使いをスパイスの達人・小堀紀代美さんに教えてもらいました。
カルダモンの高貴な香りはスパイスの女王といわれるほど。そんなカルダモンを100%天然由来のメイプルシロップで煮れば、最上級の味わいに。メイプルシロップとしてパンケーキにかけてもいいですが、香ばしく焼いた野菜やカリカリに揚げたチキンによく合います。
カルダモンシード | 5~6粒 |
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メイプルシロップ | 250~300ml枚 |
カルダモンシード5~6粒はキッチンバサミなどで切り込みを入れる。
メイプルシロップ250~300mlを1とともに小鍋に入れ、弱火にかけ、沸騰直前まで温めて香りを移す。
粗熱が取れたら保存容器に入れて冷蔵庫で保存。
レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理担当を経て、現在は料理教室「LIKE LIKE KITCHEN」主宰。確実においしくつくれるレシピにファンも多い。おいしいもの好きが高じて世界各国を食べ歩き、そんな経験から、スパイスやハーブ使いの達人でもある。
※この記事の内容は、「四季dancyu 秋のレシピ」に掲載したものです。
文:松原京子 撮影:邑口京一郎