角切りステーキに、にんにくが主体の香り豊かなエスカルゴバターをのせて焼いた一品。カリッとしたくるみの食感も美味。ワンパターンな味つけになりがちなステーキも、料理研究家の上田淳子さんの手にかかれば、あれよあれよという間にバリエーション豊かなつまみ変身。誰もが笑顔になる、お酒が進む豪快なステーキつまみを習いました。
香ばしいにんにく風味が後を引く。
ステーキ肉 | 1枚(300~350g)(肩ロース、厚さ1.5cm) |
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塩 | 適量 |
胡椒 | 適量 |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
★ エスカルゴバター | |
・ バター | 30g(やわらかくしたもの) |
・ くるみ | 大さじ1(粗く刻んだもの) |
・ にんにく | 小さじ1/2(みじん切り) |
・ パセリ | 大さじ1と1/2(みじん切り) |
・ レモン汁 | 小さじ1 |
・ 塩 | 適量 |
・ 胡椒 | 適量 |
ボウルにエスカルゴバターの材料を入れ、よく練り混ぜる。
肉は筋を切り、塩、胡椒をする。フライパンを強火にかけ、熱くなったら油をひき、片面30秒~1分を目安に両面を焼く。フライパンから取り出し、粗熱が取れたら適当な大きさの角切りにする。
ココット皿などの耐熱容器に2を入れ、1をのせる。バターが溶け、少し焼き色がつくまで、オーブントースターまたは200℃に温めたオーブンで、8分程度を目安に焼く。
フランス、スイスでの料理人を経て料理研究家へ。近年はフランスワイン産地で和食の紹介も行なう。著書は『はじめてのシャルキュトリー』(河出書房新社)など多数。
※この記事は『技あり!dancyuステーキ』に掲載したものです。
文:瀬川 慧 撮影:工藤睦子