
パンチェッタを巻き付けた豚ヒレ肉を、炭火でふっくら焼き上げます。脂の旨味と塩気も絶妙なバランスでお酒が進むこと間違いなし!ハーブとにんにくを香らせながら、開放感たっぷりの外で飲むお酒、味わうごはんは気持ちいいし、美味しいですよね。そんな「外ごはん」のために、東京・神泉のイタリアン「オルランド」の小串貴昌さんが本気で考えた、オープンエアな美味レシピをご紹介します!
「メダリオーネ」という名前は、厚めにカットした豚ヒレ肉がメダルのような形状をしていることから。パンチェッタの巻き終わりを隠すようにして、肉がクルクル回らないように金串を2本刺すことで、きれいに焼ける。
| 豚ヒレ肉 | 2本(18cm) |
|---|---|
| パンチェッタ | 12枚 |
| ローズマリー | 1枝分(葉を摘む) |
| にんにく | 1片分(みじん切り) |
| 玉ねぎ | 適量(4等分に切る) |
| レモン | 適量(4等分に切る) |
| 塩 | 適量 |
| EXバージンオリーブオイル | 適量 |
| 赤ワインビネガー | 適量 |
肉に添える玉ねぎは皮をむき、アルミホイルで二重に包む。先に炭火に直に置いて、ゆっくり火を通しておく。

豚ヒレ肉は厚さ3cmに切り、12個を切り出す。軽く塩をふる。

ローズマリーとにんにくを合わせて、さらに細かく刻む。パンチェッタを広げて、上に散らし、2の肉をのせて巻く。このとき、ローズマリーとにんにくが内側になるようにする。

パンチェッタの巻き終わりが隠れるようにして3個組にし、金串を2本刺す。同様にあと3本つくる。

オリーブオイルをまんべんなく回しかけ、炭火の上でよく熱した焼き網にのせる。こまめに返して火を通し、両面がこんがり色づくまで焼く。肉の中心に金串を刺し、しっかり中まで熱くなっていることを確かめたら出来上がり。

木のボードなどに盛り、軽く塩をふり、レモンを添える。 1の玉ねぎを炭火から取り出し、ホイルをむいて4等分に切って添え、赤ワインビネガーをふる。肉にレモンを搾ったり、玉ねぎを合わせたりして食べる。


東京・神泉にて、シンプルにおいしいイタリア料理と自然なワインを提供している。家族のバーベキューでは、チキンナゲットを炭火でカリッと焼くのがマイブーム。
※この記事は「dancyu アウトドアクッキング 外でもおいしく!」に掲載したものです。

写真:鈴木泰介 構成:編集部