美味しい「外ごはん」をつくろう!
アンチョビが甘さを引き立てる"コーンと貝のアヒージョ"

アンチョビが甘さを引き立てる"コーンと貝のアヒージョ"

とうもろこし&ヤングコーンの甘味、アンチョビの塩気のコントラストがなんとも後を引く!ヤングコーンはヒゲまでしっかり味わってください。開放感たっぷりの外で飲むお酒、味わうごはんは気持ちいいし、美味しいですよね。そんな「外ごはん」のために、東京・新富町のフレンチ「ビストロシンバ」の菊地佑自さんが本気で考えた、オープンエアな美味レシピをご紹介します!

“コーンと貝のアヒージョ”のつくり方

火にかけられる耐熱皿に先にヤングコーンを並べて焼き、こんがりさせるのは、おいしそうに見せるため。面倒な場合は、焼かずにそのまま入れてもかまわない。忘れずにパンを添えて、オイルに浸して楽しもう。

材料材料 (3~4人分)

ヤングコーン3本(皮付き)
とうもろこしの実1/2本分
白バイ貝10個(ボイルのむき身、つぶ貝やサザエでも可)
アンチョビ2枚
にんにく15g(すりおろし)
赤唐辛子1/2本(乾燥)
オリーブオイル100~150ml

1ヤングコーンの下ごしらえ

ヤングコーンは縦に切れ目を入れて皮をむき、根を包丁で切り落とし、取り出す。実は斜めに2等分に切り、ヒゲも2等分に切る。

ヤングコーンの下ごしらえ

2ヤングコーンを焼く

直火にかけられる耐熱皿(直径15cm)に、分量のオリーブオイルから大さじ2を先に入れ、中火にかける。1のヤングコーンの実を入れ、表面に焦げ目をつける。

ヤングコーンを焼く

3混ぜる

残りのオリーブオイルを注ぎ、にんにく、赤唐辛子、アンチョビを加える。スプーンなどでアンチョビをほぐし、オイルに溶けるまで混ぜる。

4仕上げ

オイルがふつふつ沸いたら、白バイ貝を入れる。貝が温まったら、とうもろこしを加える。再びふつふつ沸いたら火を止め、1のヒゲを入れて軽く混ぜる。

完成

教える人

菊地佑自 「ビストロシンバ」オーナーシェフ

菊地佑自 「ビストロシンバ」オーナーシェフ

フランスでは三ツ星店からビストロまで、幅広い経験を積み腕を磨く。2015年、新富町に同店を開業。今の季節、開放感のある窓際の席はオープンエア気分も楽しめる。

店舗情報店舗情報

ビストロシンバ
  • 【住所】東京都中央区銀座1‐27‐8
  • 【電話番号】03‐6264‐4218
  • 【営業時間】17:30~24:00(L.O.23:00)
  • 【定休日】月曜・第3火曜日
  • 【アクセス】東京メトロ「新富町駅」より3分

※この記事は「dancyu アウトドアクッキング 外でもおいしく!」に掲載したものです。

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A4変型判(92頁)
2021年6月11日発売/880円(税込み)

写真:中垣美沙 構成:編集部