とうもろこし&ヤングコーンの甘味、アンチョビの塩気のコントラストがなんとも後を引く!ヤングコーンはヒゲまでしっかり味わってください。開放感たっぷりの外で飲むお酒、味わうごはんは気持ちいいし、美味しいですよね。そんな「外ごはん」のために、東京・新富町のフレンチ「ビストロシンバ」の菊地佑自さんが本気で考えた、オープンエアな美味レシピをご紹介します!
火にかけられる耐熱皿に先にヤングコーンを並べて焼き、こんがりさせるのは、おいしそうに見せるため。面倒な場合は、焼かずにそのまま入れてもかまわない。忘れずにパンを添えて、オイルに浸して楽しもう。
ヤングコーン | 3本(皮付き) |
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とうもろこしの実 | 1/2本分 |
白バイ貝 | 10個(ボイルのむき身、つぶ貝やサザエでも可) |
アンチョビ | 2枚 |
にんにく | 15g(すりおろし) |
赤唐辛子 | 1/2本(乾燥) |
オリーブオイル | 100~150ml |
ヤングコーンは縦に切れ目を入れて皮をむき、根を包丁で切り落とし、取り出す。実は斜めに2等分に切り、ヒゲも2等分に切る。
直火にかけられる耐熱皿(直径15cm)に、分量のオリーブオイルから大さじ2を先に入れ、中火にかける。1のヤングコーンの実を入れ、表面に焦げ目をつける。
残りのオリーブオイルを注ぎ、にんにく、赤唐辛子、アンチョビを加える。スプーンなどでアンチョビをほぐし、オイルに溶けるまで混ぜる。
オイルがふつふつ沸いたら、白バイ貝を入れる。貝が温まったら、とうもろこしを加える。再びふつふつ沸いたら火を止め、1のヒゲを入れて軽く混ぜる。
フランスでは三ツ星店からビストロまで、幅広い経験を積み腕を磨く。2015年、新富町に同店を開業。今の季節、開放感のある窓際の席はオープンエア気分も楽しめる。
※この記事は「dancyu アウトドアクッキング 外でもおいしく!」に掲載したものです。
写真:中垣美沙 構成:編集部