さわやかな食べ心地の主菜&副菜レシピ
ごろっと食べ応えのある"れんこんとにんじんのきんぴら"

ごろっと食べ応えのある"れんこんとにんじんのきんぴら"

野菜を大ぶり切ることで、いつもとはひと味違う、食べごたえのあるきんぴらに仕上がります。定番の美味しさにプラスして、歯ごたえに楽しさも!いつでも食べたい定番の主菜と副菜のレシピを軽やかに仕上げるコツを、料理研究家の大庭英子さんに教わりました。

“れんこんとにんじんのきんぴら”のつくり方

根菜のきんぴらは定番の副菜です。つまみに、お弁当のおかずにと大活躍。大ぶりに切って、歯ごたえが楽しい存在感のある一品に。

材料材料 (2~4人分)

れんこん大1節(300g)
にんじん1本(150g)
胡麻油大さじ1
だし汁1/2カップ
赤唐辛子1本分(小口切り)
★ 調味料
・ みりん大さじ2
・ 砂糖小さじ1
・ 醤油大さじ2
白煎り胡麻小さじ1

1れんこんとにんじんの下ごしらえ

れんこんはピーラーで皮をむいて幅1.5cmの輪切りにし、切り口を下にして幅1.5cmに切り、水でさっと洗って水気を拭く。にんじんは皮をむいて長さ4~5cmに切ってから1cm角の棒状に切る。

2炒める

フライパンに胡麻油を熱し、れんこん、にんじんを入れて中火で炒め、赤唐辛子を加えてさっと炒め、だし汁を注ぐ。

3煮る

煮立ってきたら調味料を加えて混ぜ、蓋をして弱火で5~6分煮る。

4混ぜる

煮汁が残っているようであれば、中火で水気をとばし、胡麻をふり入れて全体を混ぜる。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

この記事は四季dancyu「夏のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu 夏のキッチン
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A4変型 判( 120 頁)
2020年06月11日発売 / 1,100円(税込)

構成:中村裕子 写真:原 ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。