ケイパーの酸味が効いた"ツナと玉ねぎのパスタ"

いつでもつくれる安心感

イタリア留学中や、日本に帰国してすぐの頃、よく食べたのがこのパスタ。冷蔵庫に何もない時だって、ツナ缶と玉ねぎはある。後はちょっとのケイパーがあれば良い。

玉ねぎは火を入れすぎず食感を残して、ツナは細かく混ぜ込み過ぎないでちょっと塊になっているのが良い。ケイパーがなければ、グリーンオリーブやミニトマトでも良い。アクセントに酸味があると、食べてる時に嬉しい。

合わせるワインは、マルケ州の赤ワイン「ロッソ・ピチェーノ」かな。モンテプルチャーノ種とサンジョベーゼ種が主体のワインで、しっかりとした香りがあるけど余韻が短いので、淡白な味わいのツナと好相性です。リーズナブルなワインだから、暑い季節にはグラスに氷を2、3個入れて飲んだりするのもお薦め。

ツナと玉ねぎのパスタのつくり方

1パスタをゆで始める

鍋に3Lの湯を沸かし、塩とパスタを入れる。時々混ぜながら袋の表示通りにゆでる。

2玉ねぎを炒める

玉ねぎは食感を保つために1cm程度に荒く刻む。フライパンを中火で熱し、オリーブオイルと玉ねぎを入れ半透明になるまで炒める。

3ツナとケイパーも炒める

②に油を切ったツナ缶とケイパーも加え、軽く炒め合わせる。ツナも大きい方が美味しいので、あまり崩さないように炒める。

4パスタを加える

③にゆであがったパスタを入れ、和える。

5仕上げる

器に盛り、レモンの皮を削って散らし完成。