シンプルな下味ながらケイパーの香りが味わいに深みを持たせ、具だくさんで食べ応え十分です。いつでも食べたい定番の主菜と副菜のレシピを軽やかに仕上げるコツを、料理研究家の大庭英子さんに教わりました。
ボリュームサラダの代表格、南仏のサラダです。ケイパーがなければオリーブの実を。ドレッシングにアンチョビを加えるのもおすすめです。全体を混ぜて召し上がれ。
にんじん | 1本 |
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フレンチドレッシング | 大さじ2(下味用) |
さやいんげん | 100g |
いんげんをゆでる塩 | 少々 |
きゅうり | 1本 |
ゆで卵 | 2個 |
フレンチドレッシング | 大さじ4 |
ケイパー | 大さじ1 |
パセリ | 大さじ1(みじん切り) |
にんじんは皮をむき、野菜スライサーで太めのせん切りにしてボウルに入れ、ドレッシングをふり入れて混ぜ、しんなりするまでおいて下味をつける。
いんげんはへたを切って長さを3等分に切り、塩を加えた熱湯に入れてゆで、ザルにあげて冷ます。
きゅうりは厚さ2~3mmの輪切りにする。ゆで卵は殻をむいてくし形に切る。
器に1、2、3を盛り合わせ、ケイパー、パセリを散らしてドレッシングをふる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
この記事は四季dancyu「夏のキッチン」に掲載したものです。
構成:中村裕子 写真:原 ヒデトシ