さわやかな食べ心地の主菜&副菜レシピ
具がたっぷりで彩り豊かな"ニース風サラダ"

具がたっぷりで彩り豊かな"ニース風サラダ"

シンプルな下味ながらケイパーの香りが味わいに深みを持たせ、具だくさんで食べ応え十分です。いつでも食べたい定番の主菜と副菜のレシピを軽やかに仕上げるコツを、料理研究家の大庭英子さんに教わりました。

“ニース風サラダ”のつくり方

ボリュームサラダの代表格、南仏のサラダです。ケイパーがなければオリーブの実を。ドレッシングにアンチョビを加えるのもおすすめです。全体を混ぜて召し上がれ。

材料材料 (2~3人分)

にんじん1本
フレンチドレッシング大さじ2(下味用)
さやいんげん100g
いんげんをゆでる塩少々
きゅうり1本
ゆで卵2個
フレンチドレッシング大さじ4
ケイパー大さじ1
パセリ大さじ1(みじん切り)

1にんじんの下ごしらえ

にんじんは皮をむき、野菜スライサーで太めのせん切りにしてボウルに入れ、ドレッシングをふり入れて混ぜ、しんなりするまでおいて下味をつける。

2いんげんをゆでる

いんげんはへたを切って長さを3等分に切り、塩を加えた熱湯に入れてゆで、ザルにあげて冷ます。

3きゅうりとゆで卵の下ごしらえ

きゅうりは厚さ2~3mmの輪切りにする。ゆで卵は殻をむいてくし形に切る。

4仕上げる

器に1、2、3を盛り合わせ、ケイパー、パセリを散らしてドレッシングをふる。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

この記事は四季dancyu「夏のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu 夏のキッチン
四季dancyu 夏のキッチン
A4変型 判( 120 頁)
2020年06月11日発売 / 1,100円(税込)

構成:中村裕子 写真:原 ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。