朝、昼、晩と食卓に上がるモロッコの定番主食ホブスのつくり方をご紹介します。スパイス、レモン、ハーブなど異国情緒あふれる香りの多重奏が魅力のモロッコ料理を、料理研究家の口尾麻美さんに教えてもらいました。
セモリナ粉を使い、グラニュー糖、牛乳を使ってつくるモロッコパン。優しい甘味ともちもちの食感がたまりません。
強力粉 | 200g |
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セモリナ粉 | 200g |
A | |
・ 塩 | 小さじ1 |
・ グラニュー糖 | 小さじ2 |
・ インスタントドライイースト | 小さじ1 |
・ オリーブオイル | 大さじ1 |
牛乳 | 300ml(人肌に温める) |
オリーブオイル | 適量 |
大きめのボウルに強力粉とセモリナ粉を入れ、Aを入れる。手で混ぜながら牛乳を数回に分けて加え、水分が全体に行き渡ったら、のばしたり、たたんだりしながらよくこねる。
1がひとまとまりになって手につかなくなったら、ラップや濡れ布巾をかぶせ、40分ほど発酵させる。
2の生地が倍にふくらんだら4等分(または6等分)に分けてそれぞれを丸め、めん棒(または手)で直径15~20cmの円盤状にふんわり広げる。オーブンペーパーを敷いた天板に並べ(2段または2回に分けて)布巾をかぶせ、20分ほど2次発酵させる。
生地がふくらんだら、真ん中に指でヘソをつくり、オリーブオイルを薄く塗って、200℃に予熱したオーブンで11~13分焼く。
アパレルの仕事を経て料理の道へ。世界各国へ旅をし、インスピレーションを受けた料理をイベントや料理教室で紹介。モロッコのほか、トルコやリトアニア、台湾などをテーマにした著書がある。
文:鹿野真砂美 写真:宗田育子
※この記事の内容は、四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。