グラタン自由自在!
生クリームたっぷりでリッチな味わいの"そら豆と海老のキッシュ風グラタン"

生クリームたっぷりでリッチな味わいの"そら豆と海老のキッシュ風グラタン"

パイ生地なしで手軽につくれるキッシュ風です。生クリームを加えたリッチな卵液を流し込んで焼くだけで出来ちゃいます!定番のグラタンから、旬の野菜や季節の魚を使った個性あふれるレシピを大庭英子先生に教えてもらいます。自由自在なグラタンの世界をお楽しみください!

“そら豆と海老のキッシュ風グラタン”のつくり方

ほくっとした食感のそら豆の緑、海老のピンク、卵の黄色。お花畑のような一皿は食卓に春を運んでくれます。

材料材料 (2人分)

そら豆*120g(正味)
むき海老小100g
玉ねぎ小1/4個
バター大さじ1(12g)
少々
胡椒少々
グリュイエールチーズ(すりおろす)またはピザ用チーズ60g
★ 卵液
・ 卵2個
・ 生クリーム1/2カップ
・ 塩小さじ1/5
・ 胡椒少々
・ カイエンペッパー少々

*さや付きで400g、薄皮付きで150g

1下ごしらえ

そら豆はさやから出して、薄皮をむく。海老は背ワタのあるものは取り、水で洗って水気を拭く。玉ねぎは繊維に沿って薄切りにする。

2卵液をつくる

ボウルに卵を割りほぐし、生クリームを加えて混ぜ、塩、胡椒、カイエンペッパーで調味する。

3炒める

フライパンにバターを溶かして、玉ねぎを入れて弱めの中火でしんなりするまで炒め、そら豆を入れて1分ほど炒め、海老を加えてさっと炒めて軽く塩、胡椒をふる。

4オーブンで焼く

耐熱の器に3を入れてチーズを散らし、卵液を注ぐ。200℃のオーブンで10分ほど焼き、180℃に下げて20分ほど焼く。

完成

教える人

大庭英子 料理家

大庭英子 料理家

料理研究家。和洋中を問わず、毎日役立つ家庭料理を提案。旬の野菜使いは絶妙で、定番料理はもちろん、アイディアあふれるアレンジ料理も「おいしい」と定評がある。

文:中村裕子 写真:野口健志

この記事は技あり!dancyu「グラタン」に掲載したものです。

技あり!dancyuグラタン
技あり!dancyuグラタン
焦げ目を楽しむ78皿。

A4変型判(112頁)
ISBN:9784833480840
2021年12月21日発売/880円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。