白身魚と一緒に蒸すことで、アボカドが魚の旨味を吸って美味しいおかずに大変身!アボカドを「豆腐」のように使って、ご飯がすすむおかずに仕上げます。甘辛味はもちろん、焼いたり、煮たり、揚げたりと、いろいろな調理にオールマイティーに使えるアボカドレシピを、料理研究家の大庭英子先生に習いました。
下味をつけた白身魚をアボカドでサンド。ねぎと生姜の香り、唐辛子の辛味、胡麻油のコクでしっかり中華風に。淡白な魚もアボカドでがぜんボリュームアップ。塩味なのでご飯がしっかりすすみます。
アボカド | 小1個 |
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レモン汁 | 大さじ1/2 |
白身魚 | 120g(鯛など、刺身用のサク) |
【白身魚の下味用】 | |
・ 酒 | 大さじ1/2 |
・ 塩 | 小さじ1/5 |
長ねぎ | 6cm |
生姜 | 小1/3片分(せん切り) |
赤唐辛子 | 1/2本分(小口切り) |
★ 【調味料】 | |
・ 酒 | 大さじ1 |
・ 胡麻油 | 大さじ1/2 |
・ 塩 | 少々 |
・ 胡椒 | 少々 |
白身魚は幅5mmに切り、ボウルに入れて酒、塩をふり、全体にからめて下味をつける。
アボカドは縦半分にして種を取り、皮をむいて幅8mmの半月切りにし、レモン汁をふる。
ねぎは縦半分に切ってから斜めせん切りにする。
蒸し器に入る器にアボカド、白身魚を交互に並べ、上にねぎ、生姜、赤唐辛子を散らし、調味料を全体にふる。蒸気の上がった蒸し器に器を入れ、強火で8分ほど蒸して取り出す。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
※この記事は「使えるdancyuアボカド」に掲載したものです。