脂の乗ったぶりをカリッと焼き上げます。おかずにもつまみになる一品です。しみじみおいしくて、食べてほっとする「定番」の料理を料理研究家の大庭英子さんに教わりました。
コロコロに切ったぶりに粗く挽いた黒胡椒をたっぷりまぶしつけて焼きました。
ぶり | 2切れ(200g)(切り身、背) |
---|---|
白ワイン | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1/3 |
卵白 | 少々 |
粗挽き黒胡椒 | 大さじ2/3 |
クレソン | 2~3枝 |
レモン | 2~3切れ(くし形切り) |
ぶりは半分に切ってから幅2cmに切る。
ボウルに入れて白ワイン、塩をふってまぶし、10分ほどおく。
ぶりの水気を拭いて卵白をからめ、胡椒をふって全体にまぶす。
グリルを熱してぶりを並べ、7~8分焼いて器に盛り、クレソン、レモンを添える。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
この記事は四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。