秋冬限定の人気フランス産チーズ「モンドール」は芳潤で濃厚な味わいで、野菜との相性も抜群です。ベシャメルソースを使わない、チーズの旨味を利用してつくる大人の軽やかグラタンを、料理家の平野由希子さんに教えてもらいました。
残ってカピカピになったモンドールでつくるチーズグラタン。ゆでたカリフラワーやロマネスコのほのかな苦味、トマトの酸味と甘味が濃厚なチーズとからみ合う。
モンドール | 1/2個(半分くらい食べたもの) |
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好みの野菜 | 適量(カリフラワー、ロマネスコ、ミニトマトなど) |
白ワイン | 大さじ1~2 |
カリフラワー、ロマネスコは小房に分け、塩(材料外)を加えた湯で硬めにゆでる。
モンドールを少し取り分け、容器のまわりをアルミホイルで包み、白ワインを注いで混ぜる。
その上に①、ミニトマトをのせ、取り分けておいたチーズをのせる。
200℃のオーブン、またはオーブントースターでチーズが溶けるまで焼く。
フレンチをベースに、ワインなどのペアリングとともに多岐にわたるレシピを提案。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。『ソムリエ料理家のワインを飲む日のレシピ帖』(KADOKAWA)など著書多数。
文:瀬川 慧 写真:公文美和
この記事は技あり!dancyu「グラタン」に掲載したものです。