冬ならいつも台所にありそうな旬の定番食材を使ったサラダ。甘味と酸味のバランスが良く、だれでも食べやすい味わいです。祖母も母も料理研究家というきじまりゅうたさんの家には、いつも美味しいご飯を食べる人で溢れていたといいます。そんなきじまさんがつくる、パワー溢れる“無国籍居酒屋”風料理をご紹介!年末年始の宴につくってみませんか?
みかんの甘味とやさしい酸味がきいたドレッシング。冬は酸っぱすぎないおだやかな酸味のほうがおいしく感じられます。花がつおの旨味がしっかりしていて食べごたえも十分。
白菜 | 300g |
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油揚げ | 1枚 |
花がつお | 2g |
みかんの皮 | 1個分 |
A | |
・ みかん汁 | 1個分(大さじ2) |
・ オリーブオイル | 大さじ2 |
・ 酢 | 大さじ2 |
・ 醤油 | 大さじ2 |
・ 塩 | 少々 |
Aをすべて混ぜ合わせて、ドレッシングをつくっておく。
みかんの皮の白い部分をそぎ落とし、黄色い表皮を幅2~3mmの細切りにする。
油揚げを幅7~8mmの細切りにし、フライパンに入れてカリッとするまで乾煎りする。
白菜を繊維と垂直にせん切りにし、水にさらして水気をきる。
2、3、4と花がつおを混ぜて器に盛り、ドレッシングをかける。
祖母は村上昭子、母は杵島直美。多彩な家庭料理を肌で学びながら育つ。アパレルメーカー勤務を経て料理の道に。同世代のリアルな目線でつくるアイデアメニューが持ち味。趣味はサーフィンと音楽鑑賞。『お昼ごはんのめんレシピ!』など著書多数。
文:椙下晴子 写真:田村昌裕
この記事は四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。