つくり置きができる、もち麦の食感が楽しいサラダです。かぼちゃの甘味、酢の酸味と、厚みのある日本酒がよく合います。旬のおいしいものを日本酒と一緒に楽しみませんか?家飲みの達人稲垣知子さんに、日本酒がおいしくなる秋の献立を教わりました。
もち麦の重たすぎない噛み心地が楽しいサラダ。爽やかな酸味とかぼちゃの甘味もぴったりです。時間をおくと味がなじんでよりおいしくなるので、前日につくっておくのがおすすめ。
もち麦 | 100g(乾燥) |
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赤玉ねぎ | 1/2個 |
ミニトマト | 5~6個(60g) |
かぼちゃ | 100g |
エリンギ | 大1本 |
黒オリーブ | 10粒(種抜き) |
★ ドレッシング | |
・ オリーブオイル | 大さじ3 |
・ レモン汁 | 大さじ1 |
・ 塩 | 小さじ1/2 |
・ にんにく | ごく少量(すりおろし) |
・ タバスコ | 3ふり程度 |
ボウルにドレッシングの材料を入れてよく混ぜておく。
赤玉ねぎはみじん切り、ミニトマトは8等分程度の角切り、黒オリーブは粗く刻んで、すべて1に加えよく混ぜる。
かぼちゃとエリンギは1cm程度の角切りにする。
水にくぐらせたかぼちゃにふんわりとラップをかけ、600Wのレンジで1分加熱、続けてエリンギをのせて1分加熱したらラップをはずし、冷めるまでおいておく。
鍋に1L程度の水と塩小さじ1(分量外)を入れて沸騰させ、もち麦をゆでる。15分ゆでたらザルにあげて水で軽く洗い、しっかり水気をきっておく。
2のボウルに4、5をすべて加えてよく混ぜたら、そのまま30分以上おいて味をなじませる。
企業役員秘書を経て現職。各地の郷土料理や食材の生産者を訪ね歩くと同時に蔵元(現在100蔵超)を回り、本格的な酒造りの仕込みに参加したり、蔵元のおつまみなどを学びつつ、食とお酒のさまざまな楽しみ方を提案している。お酒がおいしく飲める萩焼酒器のプロデュースも手がける。
文:椙下晴子 写真:田村昌裕
この記事は四季dancyu「秋のキッチン」に掲載したものです。