東京・御徒町の人気中華料理店「老酒舗」に、青菜炒めを美味しくするコツを教えてもらいました。『日本一ふつうで美味しい植野食堂by dancyu 公式レシピブック』から、お薦めレシピを大公開!
中国東北地方の家庭料理がベースの「老酒舗」の主人、梁宝璋さんが自社農園で育てた野菜を用いる料理は、どれも力強い美味しさ。なかでも青菜炒めは野菜の旨味がストレートに味わえる逸品……なのですが、シンプルな炒め物ほど難しい……。強火のスピード勝負。
僕は勝負に負けてしまいましたが、家で何度かやってみたらかなりいい感じになりました。コツは小松菜を鶏がらラスープでさっと湯通しすること、調味料を小松菜にかけてから炒めること。これで味つけに気をとられることなく、炒めることに集中できます。
小松菜 | 150g |
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にんにく | 10g |
赤唐辛子 | 4~5切れ(小口切り) |
塩 | 小さじ1/2 |
砂糖 | 大さじ1/2強 |
胡椒 | 少々 |
水 | 600ml |
鶏がらスープの素 | 大さじ1/2強 |
サラダ油 | 大さじ1 |
小松菜を茎の部分は約3cm、葉は大きめにカット。
小松菜を水で洗う。
にんにくを包丁でつぶしてからみじん切りにする。
水に鶏がらスープの素を入れて沸騰させ、小松菜を約10秒湯通しする。
炒める前に、小松菜に塩、砂糖、胡椒をかける。
フライパンにサラダ油を入れ、にんにくと唐辛子を強火で熱する。
小松菜を入れ、強火で約10秒炒めたら完成。
文:植野広生