〆サバとクリームチーズ、じつは相性抜群。酸味の効いたライ麦パンに塗ってオープンサンドにすれば、家飲み気分も盛り上がります。絶賛発売中の料理家・栗原友さんのアイデアが詰まった『ひとりぶん、ふたりぶん 刺身パックでさかなつまみ』より、クリトモ式魚レシピをご紹介!
鮮魚店を営む栗原さんが、ありきたりな魚の食べ方に飽きてしまって考えた新しい魚つまみです。騙されたと思って食べてみてください。甘酸っぱい〆サバにクリームチーズの酸味とハラペーニョの酢漬けの辛味が合わさって、三位一体の味わいに!
ライ麦パンのほか、バゲッド、穀物パンなど、組み合わせるパンによっても味わいは広がります。もっと手軽にクラッカーにのっけて食べてもOKです。
〆サバ | 80g(刺身用) |
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ハラペーニョの酢漬け | 20g(市販品(*)) |
クリームチーズ | 50g |
エシャロット | 2本(**) |
ライムまたはレモン | 1/4個 |
パン | 適宜 |
* 手に入らなければケイパーの酢漬けでも代用可。
** 玉ねぎ1/8個でも代用可。
水分を拭き取った〆サバをざく切りにして、ハラペーニョとクリームチーズと合わせてフードプロセッサーまたはすり鉢でペースト状にする。
みじん切りにしたエシャロットを加えてライムを搾り、なじませるように混ぜる。パンにつけながらどうぞ。
ファッション誌の編集者を経て、2005年より料理家として活動。2012年に「魚の修業をしよう」と一念発起して築地市場にある鮮魚店に5年勤務。魚捌きやまかない料理に明け暮れる日々の中で、旬の魚のおいしさに出会う。現在は水産卸売業を経営。2020年10月には築地・波除神社前に鮮魚店「クリトモ商店」を開店する。著書に『クリトモのさかな道 築地が教えてくれた魚の楽しみ方』『魚屋だから考えた。クリトモのかんたん魚レシピ』などがある。YouTubeチャンネル「クリトモ式」を配信中。
文:神吉佳奈子 写真:鈴木泰介 スタイリング:久保田朋子
※この記事の内容は「ひとりぶん、ふたりぶん 刺身パックでさかなつまみ」に掲載したものです。