包んで揚げて、姿もかわいらしい春巻きはおかずにつまみに大活躍。季節ごとの春巻きをカジュアルに楽しんでください。実りの秋です!旬の食材の風味を大切にした、季節の料理を料理研究家の植松良枝さんに習いました。
れんこんはめん棒や瓶などでたたいて細かくすると、絶妙な歯ざわりに。スティック状につくって、軽い仕上がりになりますよ。
むき海老 | 120g |
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塩 | 少々(海老用) |
れんこん | 80g |
春巻の皮 | 5枚 |
★ チリソース | (混ぜ合わせる) |
・ トマトケチャップ | 大さじ2 |
・ 酢 | 大さじ2~3 |
・ 豆板醤 | 小さじ1/2 |
揚げ油 | 適量 |
塩 | 少々 |
海老は塩をふって包丁でミンチ状に粗くたたく(粘り気が出てくればOK)。
れんこんは皮つきのまま乱切りにして厚手のポリ袋に入れ、めん棒や瓶などで細かくなるまでたたく。
春巻の皮を対角線で切って三角にする。長い辺を手前にして広げ、中央手前に海老とれんこんを等分にのせて細長く巻き、水(分量外)をつけてしっかりと留める。
中温(170~175℃)の揚げ油で香ばしく揚げ、揚げたてに塩をふって器に盛り、チリソースを添える。
季節の移ろいを愛してやまない料理研究家。人気の料理教室「日々の飯」主宰。料理だけではなく毎日の生活にも季節の彩りを添え、暦や月の満ち欠けも生活の節目として大切に考える。1歳半を迎える子供の離乳食にも季節を映すことを忘れず、家族で季節ごとの喜びを分かち合っている。
このレシピは四季dancyu「秋の台所。」に掲載されたものです。
文:中村裕子 撮影:野口健志