dancyu本誌の連載「丸山隆平の美味しいってなんだろう?」では、丸山さんの「“もてメシ”を覚えたい」という願いをかなえるため、小串貴昌シェフのイタリアンで料理修業を1年以上にわたり習ってきました。最終回の今回は、小串シェフが最後に丸山さんに伝授したかったという”カルボナーラ”です。
小串シェフが最後に伝授するのは、連載の中で火入れを課題としてきた丸山さんにぴったりの“カルボナーラ”。
「材料もつくり方もとてもシンプルですが、火入れぐあいによってソースの出来栄えがかなりかわります」と小串シェフ。
トロリとしたカルボナーラを目指して、さっそくつくってみましょう!
パスタ | 90g |
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グアンチャーレ | 70g |
EVオリーブオイル | 5g |
卵黄 | 1個 |
全卵 | 1個 |
パルミジャーノチーズ | 17g |
ペコリーノチーズ | 17g |
白ワイン | 少々 |
ゆで汁 | 少々 |
黒胡椒 | 適量 |
フライパンにオリーブオイルを入れ弱火にかけたら、グアンチャーレを入れ、弱火のままじっくりと炒める。
鍋に水2Lに対して塩6gを入れて沸かし、パスタをゆで始める。
ボウルにパルミジャーノチーズとペコリーノチーズを削って入れ、全卵と卵黄も加えたらホイッパーで混ぜ合わせる。チーズは削りたてのほうが美味しいので、つくる直前に削ること。
①のグアンチャーレがカリカリに炒まってきたら、白ワインとゆで汁を加え軽く混ぜ火を止める。
パスタがゆだったら、④のフライパンに入れ混ぜ合わせる。
③の卵液を加え手早く、かつ優しく泡立たないように混ぜ合わせ、とろみをつける。緩いようであれば一瞬火にかけ、ソースの固さを調整する。
皿に盛りつけ、黒胡椒をかけて完成。
撮影:今津聡子 構成:編集部