蒲焼きの甘いたれと、実山椒がピリリと効いたモリモリ食べられる、うなきゅうばらちらしです!自家製ガリも美味しいので、ぜひつくってみて下さい!夏の暑い日でもつい箸が伸びてしまう、華やかでおいしいお寿司をご紹介します。
うなぎときゅうりの定番コンビでつくる、夏のご馳走。酢飯には蒲焼きのたれを混ぜてほんのり甘く、実山椒の香りをたっぷりときかせるのがポイント。味にメリハリが出て、さっぱりといただけます。
★ 酢飯 | (2合分) |
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・ 米 | 2合 |
・ 昆布 | 長さ6~8㎝ |
・ 酢 | 1/4カップ |
・ 砂糖 | 大さじ1と1/2 |
・ 塩 | 小さじ1 |
・ 蒲焼きのたれ | 大さじ1(添付のもの) |
うなぎの蒲焼き | 1串分 |
きゅうり | 1本 |
★ 炒り卵 | |
・ 卵 | 3個 |
・ 砂糖 | 大さじ1 |
・ 水 | 大さじ1 |
・ 塩 | 少々 |
・ 植物油 | 小さじ1 |
実山椒の佃煮 | 大さじ2 |
ガリ | 適量 |
米は研いでザルに上げ、炊飯器に入れて2の目盛りまで水を入れ、昆布を入れて炊く。酢、砂糖、塩を混ぜ合わせて合わせ酢をつくり、ご飯が炊き上がったら昆布を外して、水で湿らせた飯台に一気に移し、合わせ酢を回し入れる。しゃもじでほぐすように混ぜ、うちわで冷ましながら切るように混ぜ、ツヤをだす。乾燥しないように、使うまで水でぬらしてかたく絞った手拭いや布巾をかけておく。
酢飯は蒲焼きのたれを入れてさっくりと混ぜる。なければ焼き鳥のたれなどで代用可。
うなぎの蒲焼きは幅1cmに切って耐熱容器に並べ入れ、酒大さじ1(材料外)をふってラップをし、電子レンジ(600W)で1分~1分30秒加熱して温める。
きゅうりは薄い輪切りにしてボウルに入れ、塩小さじ1/3(分量外)をまぶして15分ほどおき、水気を絞る。
卵に砂糖、水、塩を入れてよく混ぜる。フライパンに植物油を熱し、卵液を入れ、箸でかき混ぜながらそぼろ状に火を通す。
新生姜150gはスライサーで薄切りにする。甘酢の材料(酢3/4カップ、砂糖大さじ2と1/2、塩小さじ1/3)はボウルに入れてよく混ぜておく。鍋に湯を沸かし、新生姜をザルに入れてそのまま湯に浸し、箸でさっと混ぜ、5秒ほどしたらすぐに湯から取り出す。ゆで汁をよくきって熱いうちに甘酢に入れ、冷めるまでおいて味をなじませる。保存するときは漬け汁ごと保存容器に入れて冷蔵庫へ。
器にの酢飯を盛って実山椒の佃煮を散らし、炒り卵をのせてきゅうりを散らし、うなぎの蒲焼きを盛りつける。ガリを添える。
料理研究家のアシスタントを経て独立し、雑誌やテレビ等で活躍中。身近な食材を使った再現性の高いレシピに定評がある。旅行好きで韓国、台湾など旅先で出合った味をアレンジしたレシピも得意。『遅夜スープ』『漬けておくだけで、おいしい一品 漬けものレシピ』など著書多数。
文:松原京子 写真:長野陽一(プロフィール写真)